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やってみないとわからない

やってみないとわからない

しげこさんとわたしのアレクサンダー・テクニークのお師匠さんの一人にキャシー・マデンさんという方がいます。

彼女はアレクサンダー・テクニークの世界の中でわたしたちが最も尊敬する人の一人で、わたしたちは彼女から直接学ぶためにシアトルに何度もおとづれています。

そんなキャシーさんから聞いた話で、なるほど、と思うと同時に昨日書いたリビングシステムに通じるお話がありました。

それはこんなお話です。

キャシーさんが娘さんとお話をしているときに、娘さんが「自分の人生で何をするかをどうやって決めたらいいの?」と聞いてきたそうです。

それを聞いてキャシーさんはしばらく考えた後、「Make a best guess and act on it (最善の推測をして行動する)」と答えました。

昨日のリビングシステムの話の中で、生きたシステムはコントロールできないというお話をしました。

また、生きたシステムの持っている特性の一つに最適解ではなく、有効な解を求めて試行錯誤するというものがあります。

その視点から考えると、「最善の推測をして行動する」は非常に理にかなった考え方だと思って感動したのでした。

特に自分は一番いい選択をしようとして悩み続けてしまう傾向にあるので、キャシーさんの言葉は将来について少し気楽になる役に立ちました。

実はマーシャルも同じようなことを言っていました。

リクエストをして相手がそれに答えてくれたとしてもニーズが満たされるかどうかわからない、と。

そして、何かを手にいれるまでそれを本当に自分が望んでいるかどうかわからないから人生は楽しいのだ、と言っていました。

それを聞いた時、なんと無責任な!

と思ったのだけど、何かが未知である可能性を大事にしたいとも思いました。

これを読んでどんな感じがしますか?

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手に入れるまで何が欲しいかわからないということが、人生を面白くするのです。

NVC Marshall Rosenberg - San Francisco Workshop 55:40より


2023/4/24 No.294から

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